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展覧会・空想時間でお会いしましょう。

約3年ほど前から気になりはじめたウラシマタロウ
タンゴの奇譚は
なぜか丹波の土の上に着陸することになる
タマテハコの紫煙のゆくえは何処へ?

石井直人
http://www.dokkatouyu.com/

石井直人さんとは、独華陶邑、ギャラリー白田、という作り手としての活動以前に
原発に関する反対運動で出会うことが多く
3.11以降、勉強会などで度々お会いする機会がありました。

そんな中、お話をしていると
現代のシステムに関する矛盾を感じ
過去の日本がもっていた本来の形を取り戻そうとしている姿勢を感じることがしばしばあります。
これは、火というものを使って、土を焼くという
ごくごくシンプルな行為にも、その土地の持っている力を感じる仕事をしているからだろうか?
今回の作品は浦島太郎伝説を元に展開をしています。

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その昔、丹波と言えば、琵琶湖の西側、篠山より北の土地を指し
それは、今で言う丹波・中丹・丹後をひっくるめて丹波の国でした。
そこには、土着の文化があり、
地形的にも気候的にも、同じような風土が感じられ
暮らしもなんとなくつながったものだったのでは?


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江戸時代までは、それぞれの領国支配・分割統治が行われていたが
明治以降、段階を経ながら中央集権体制が確立されていき、
日本がひとつの国としてまとめられていった。
そこには、国としての都合のよい形が作られ
もともとの文化が崩壊していく悲しい現実が感じられます。
そのひとつの象徴として、原発が挙げられると思います。
町に供給する電力のための、日本海側。。。

浦島太郎伝説は、丹後半島にあり
その物語の象徴であるタマテバコを丹波の土で作り
丹後より離れた京丹波で展示することにより
過去の丹波という国を思い
自活できていたひとつの国としての丹波の暮らしを
取り戻そうとしているのではないか?
石井さんの作品を見て、そう思いました。

展覧会・空想時間でお会いしましょう。






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